3分でわかる「モンテッソーリ教育」 藤井聡太棋士も受けた教育法のやり方簡単まとめ

ここ数年、育児本などでよく見かける「モンテッソーリ」という言葉。藤井聡太棋士も受けたという教育方法ですが、普通の育児方法と何が違うのでしょうか?ここでは難しい内容は省略して「モンテッソーリ教育とは?」が簡単にわかるようにまとめました。

モンテッソーリとは?

まず「モンテッソーリ」とは、人の名前です。イタリアのマリア・モンテッソーリという医師がこの教育法を確立したことから、「モンテッソーリ教育」と呼ばれています。マリア・モンテッソーリはイタリア発の女性医師で、多くの教育法が、子育ての経験の蓄積から成り立っていたのに対し、モンテッソーリ教育は医学・生物学・心理学といった学問をベースとして成り立っているのが特徴です。

モンテッソーリ教育は「一人でできるように環境を整える」こと

モンテッソーリ教育のベースにあるのは、「こどもは環境を整えればすべてのことは自分でできる」ということです。

こどもは何もできない存在だから親が手助けをしてあげる、という考えではなく、「もしできないことがあるとすれば、物理的に不可能な状態か、やり方が分からないだけである」という考えに基づいています。

ですのでモンテッソーリ教育では、こどもの月齢とできることに合わせて環境を整える「適時教育」を行います。家具・トイレ・棚などをすべてこどもサイズでそろえるなど、成長段階に合わせて環境を整えていくことで、自発的にできることがどんどん増えていくようになるのです。

「敏感期」を知って、こどもの好奇心を妨げない

モンテッソーリ教育には「敏感期」という言葉が出てきます。

「敏感期」とは、特に0~6歳のこどもが何かに強く興味を持ち、集中して同じことを繰り返す時期の事です。自分で興味のあることを選び、集中して達成することを通して能力を身に着けていくといわれています。

例えば、ティッシュボックスからティッシュを出しまくる、お母さんの口紅をひねり出して遊んでしまう、など一見すると叱ってしまうようなシーンがあるとします。しかしこれは、自由に動き始めた手指を使ってみたいという「運動の敏感期」の真っただ中かもしれません。ここで叱ってやめさせてしまうことで、せっかくの成長機会を奪ってしまう事にもなるのです。

藤井聡太棋士も、毎日同じ折り紙を折りづづけていた時期があったといいます。こういった、こどもが自分で見つけた興味を見守り、自分で達成させてあげる経験が、0~6歳の成長過程で重要であるのです。

どうしたらモンテッソーリ教育を受けられる?

モンテッソーリ教育を自分のこどもに受けさせるには、以下のようなやり方があります。

  • モンテッソーリ教育の本で内容を詳しく知る、教具を自分で作ってみる
  • モンテッソーリ教育の教具を購入する
  • モンテッソーリ教育を行う保育園、幼稚園に通う

①本で内容を詳しく知る、教具を自分で作ってみる

モンテッソーリ教育に関する書籍はたくさん出ています。モンテッソーリ教育では「環境を整える」ことが重要ですので、どんな風にこども用スペースを準備すればいいか知り、お金をかけずにできることから始めてみることができます。

◆0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!  藤崎 達宏 (著)
→お金を掛けずにできるスペースの作り方や自作教具の作り方なども載っています。モンテッソーリ教育ってまず何から始めたらいいかわからない、という方におすすめです!

②教具を購入する

モンテッソーリ教育用の教具・おもちゃも多く販売されています。月齢に合わせて色々揃えて遊ばせることで、こどもの興味がどこにあるか探ってみましょう!

③保育園・幼稚園に通う

モンテッソーリ教育を掲げた保育園・幼稚園も全国で増えてきています。保育園・幼稚園見学の際にはモンテッソーリ教育をどのくらい取り入れているかなどを確認してみましょう。

モンテッソーリ教育を実践してみた

実際に、0歳児の頃からできるモンテッソーリ教育法のやり方を、わが子で実践してみました。

0歳児のモンテッソーリ教育

0歳の赤ちゃんはたくさんのことを吸収します。そういった世の中の状況を、「秩序」として一瞬で映像に焼き付けるような「無意識的記憶」として記憶していきます。そのため、その位置や順番、方法が違うだけで赤ちゃんは不快感を覚えてしまうのです。これを「秩序の敏感期」といいます。

この「秩序の敏感期」に大切なことは、「いつもとおなじ」ということです。

いつもと同じ場所で、いつもと同じ順番でお世話をすることで、赤ちゃんの中での秩序が整い、安心することができます。

「いつもとおなじ」環境を整えるために、「授乳・おむつ・運動・寝る」をする場所を決め、必ずそこで行う、ということを実践しました。

授乳のスペース

私の場合、寝室とリビングそれぞれで必ず授乳をする場所は一定に決めていました。

おむつのスペース

イケアで小さめのテーブルとベビーケアマットを購入し、おむつ替えスペースをセッティング。着替えとおむつ替えは必ずこの場所でするようにしました。

運動のスペース

リビングにプレイスペースを用意し、遊ぶときはベッドではなくそこに移動させて遊んでいます。

寝るスペース

ベビーベッドは大人の寝室に置いていましたが、「夜寝るとき用のスペース」として毎日一定の時間に電気を消してベッドに寝かせていました。「夜寝る場所」と覚えてもらえるよう意識し、朝も一定の時間になったらベッドから出して遊ぶスペースに移動していました。

まとめ

このように、藤井聡太棋士が受けた「モンテッソーリ教育」は自宅でも簡単に実践することができます。ぜひ皆様も、ご自身のできるところから始めてみてください!

この記事を書いた人

しかちゃん

0歳の娘を持つ30代です。
フルタイムワークしながら、保育園情報・プレママさんへのお役立ち情報などをまとめています。
日本酒・ビール・猫が好きです。